ワイヤー矯正の種類と特徴!選択するときのポイントも

2025年12月25日(木)
歯のコラム

こんにちは。尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」です。

ワイヤー矯正で治療した歯を指さして満足気に笑う女性

歯列矯正といえば、ワイヤー矯正を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ワしかし、ワイヤー矯正と一言でいってもいくつかの種類があります。そのため「どれを選べばいいのか分からない」「自分に合うのはどれなのか」と迷う方も少なくありません。

この記事では、ワイヤー矯正の基本的な情報から種類ごとの特徴、選択するときのポイントまでわかりやすく解説します。

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正について模型を使って説明する歯科医

ワイヤー矯正は、歯並びや噛み合わせを整えるために、歯の位置や向きなどを調整する治療法の一つです。歯にブラケットと呼ばれる装置を取り付けて、そこにワイヤーを通して力をかけて歯を移動させていきます。

ワイヤー矯正は長い歴史のある治療方法で、実績が豊富であるだけでなく、重度の不正咬合にも対応できるというメリットがあります。

ワイヤー矯正の種類と特徴

ワイヤー矯正の種類である裏側矯正と表側矯正の模型

ワイヤー矯正にはいくつかの種類があり、治療の目的や患者様の希望に応じて選択されます。ここでは、代表的なワイヤー矯正の種類と特徴を詳しく解説します。

表側矯正

表側矯正とは、歯の表側にブラケットを取り付け、ワイヤーを通す矯正方法です。矯正のなかでは最も一般的な治療方法といえます。

歯の表側に矯正装置を取り付けるため、目立ちやすいという点がデメリットでしょう。多くの症例に対応できる、他の方法と比べると費用が安価というメリットがあります。

なお、費用の相場は、30万円〜80万円程度です。

裏側矯正(リンガル矯正)

裏側矯正は、歯の裏側(舌側)に装置を装着する矯正方法です。正面からは装置が見えにくく、審美性を重視したい方に選ばれています。

表側矯正と同様の仕組みで歯を動かしますが、歯の裏側に装置を取り付けるため、慣れるまでは発音しにくさや舌への違和感を感じることがあります。また、高度な技術が必要なため、費用が高くなる傾向があります。

費用の相場は、50万円〜120万円程度です。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、上の歯を裏側矯正で、下の歯を表側矯正で治療する方法です。上の歯には審美性や発音の問題が出やすいため裏側矯正で見た目を整えつつ、下の歯は裏側矯正の複雑さや費用を下げるために表側矯正で治療します。

裏側矯正のみで治療するよりも費用を抑えたり、裏側矯正のみよりも違和感を軽減できたりする点がメリットです。費用は、40万円から100万円程度が相場でしょう。

ブラケットとワイヤーの種類

歯の模型に装着したワイヤーとブラケットで種類を説明するイメージ

矯正装置を取り付ける位置による違いをご紹介しましたが、装置そのものを選択できるケースもあります。矯正方法と同様に、目立ちにくい方法を選択すると費用が高額になる傾向があるので、その点も踏まえてご自身に合うものを検討しましょう。

以下に、ブラケットとワイヤーの種類について解説していきます。

ブラケットの種類

ワイヤー矯正で使用するブラケットには、主に3つの種類があります。それぞれ審美性や機能性、耐久性などに違いがあるので、患者さまの希望に合ったものを選ぶことで、治療中のストレスを軽減できるでしょう。

メタルブラケット

メタルブラケットは、最も一般的に使用されているブラケットです。金属製で耐久性に優れている反面、審美性ではほかの素材に劣ります。強度があり、ワイヤーをしっかりと固定できるため、効率的な歯を移動させられることがメリットでしょう。

強度・耐久性に優れているため強い力をかけても破損するリスクが低く、歯の移動をスムーズに進められる可能性があります。

セラミックブラケット

セラミックブラケットは、陶材を使用したブラケットで、審美性に優れています。患者さまの歯の色にあわせて装置の色を調整できるため、ワイヤー矯正中でも審美性を重視したい方に選ばれています。

ただし、セラミックは陶材なので、強い衝撃を受けると割れる恐れがあります。そのため、メタルブラケットよりは強い力をかけられないことがあります。

また、審美性を重視した方法であることから、追加費用が発生する歯科医院が多いです。

プラスチックブラケット

プラスチックブラケットは、透明なプラスチック素材で作られたブラケットです。メタルブラケットやセラミックブラケットと比較すると強度・耐久性が低いため、強い力をかけなければならない症例には不向きな可能性があります。

また、プラスチックは吸水性があるため、日々飲食する中で少しずつ透明感が失われたり、着色したりする恐れがあります。変色しやすい、耐久性が高くないという欠点はありますが、メタルブラケットよりは審美性を保てる点と、セラミックブラケットよりも安価に提供されることが多い点から、選択する方も少なくありません。

ワイヤーの種類

ブラケットの種類を上述しましたが、ワイヤーにも様々な種類があります。見た目や特性が異なるため、患者様の希望や治療方針に合わせて選択します。

メタルワイヤー

一般的に使用されるのがメタルワイヤーです。ステンレス製で高い強度と耐久性を持ち、効率的に歯を動かすことができます。

ホワイトワイヤー

ホワイトワイヤーは、名前のとおり白いワイヤーです。金属製のワイヤーに白いコーティングを施したものと、白く見えるロジウムという金属で作ったワイヤーがあります。

メタルワイヤーと比較して見た目の印象が和らぎ、目立ちにくいのが特徴です。ただし、コーティングのワイヤーの場合は塗装が剥がれることがあり、摩耗や使用状況によっては金属色が見える可能性があります。

自分に合った方法を選択するためのポイント

自分に合ったワイヤー矯正の方法を選択するためのポイントについて説明するイメージ

ワイヤー矯正の選択で大事なのは、患者さまご自身に合った方法を見つけることです。矯正は長期にわたることが多いため、無理なく継続でき、かつ納得のいく治療法であることが重要といえるでしょう。

ここでは、ワイヤー矯正を選ぶうえで重視すべきポイントについて解説します。

治療中の見た目

治療中の見た目を気にされる方は多いでしょう。表側矯正では装置が目立ちますが、裏側矯正(舌側矯正)であれば装置を目立ちにくくできます。

また、表側矯正の場合でも、ブラケットやワイヤーの種類を目立ちにくいものに変えれば、治療中の見た目の違和感を大きく軽減できます。

治療にかかる費用

ワイヤー矯正の費用は、目立ちにくい装置のほうが高額になる傾向があります。そのため、予算と照らし合わせて検討する必要があります。

見た目と費用のバランス

費用は抑えたいけれど、治療中の見た目もある程度保ちたいと考える方も多いのではないでしょうか。この場合に人気なのが、ハーフリンガル矯正です。会話の際などに目立ちやすい上の歯には裏側矯正を行うので、見た目への影響を抑えることが可能です。

上下ともに裏側矯正にするよりも費用を抑えられるため、近年人気を集めている治療方法です。

まとめ

ワイヤー矯正で治した美しい歯の女性がリビングで寛いでいるイメージ

ワイヤー矯正には、表側矯正・裏側矯正・ハーフリンガル矯正といった種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。また、ブラケットやワイヤーの種類によっても審美性や機能性、耐久性などに違いがあるため、患者様の希望や症例に合わせて選ぶことが重要です。

また、歯科医院によって提供している治療方法・素材が違う場合もあります。そのため、歯科医師と相談しながら、ご自身の希望に合った治療法を選択することが重要といえるでしょう。ワイヤー矯正を検討している方や、種類にお悩みの方は、一度歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。

ワイヤー矯正を検討されている方は、尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、QOL向上に役立てるよう、5年後、10年後も快適な生活をしていただくための治療を提供しています。患者様の思いに寄り添い、最良の歯科治療を提供するために絶え間なく研鑽を続け、一生安心して通い続けられる歯科医院を目指しています。

当院の診療案内ページはこちら、お電話でご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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