インプラント治療は痛い?痛みがあるときの対処方法も解説

2026年02月19日(木)
歯のコラム

こんにちは。尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」です。

インプラント治療後に痛みが出た女性

インプラント治療は、失った歯を人工歯根で支える安定感と自然さが魅力の治療法として、多くの方に選ばれています。インプラント治療を検討されている方のなかには「治療中、痛いのではないか?」と不安を感じる方も少なくありません。

今回は、インプラント治療で生じる痛みの実態や、痛みがあるときの具体的な対処法などについて詳しく解説します。インプラント治療を検討されている方や、インプラント治療後の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは

インプラント治療のイメージ

インプラントとは、歯を失った部分のあごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療方法です。人工歯根には主にチタン製の素材が用いられ、骨と結合する性質を活かして固定します。ブリッジや入れ歯とは異なり、周囲の歯に大きな負担をかけにくい点が特徴です。

インプラント治療は、あごの骨の状態を確認したうえで治療計画を立て、外科的に人工歯根を埋入します。その後、あごの骨と結合するまで一定期間を待ち、最終的な人工歯を装着します。

噛む力が安定しやすく、見た目も自然に近づけやすいという利点がありますが、外科処置を行うため「痛いのではないか?」という疑問を持たれることが多い治療でもあります。

インプラント治療は痛い?

インプラント治療は痛いのか考える女性

インプラント治療は外科手術を伴うため、痛みに対する不安を感じる方は少なくありません。ここでは、インプラント治療における痛みについて、段階ごとに解説します。

インプラント治療中の痛み

インプラント手術では局所麻酔を使用するため、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。麻酔がしっかり効いた状態で手術を進めるため、感覚としては圧迫感や振動を覚える程度であることが一般的です。

麻酔の注射時には一時的な刺激がありますが、短時間で落ち着きます。緊張が強いと感覚が敏感になることがあるため、不安がある場合は事前に歯科医師へ伝えておくことが大切です。

インプラント治療直後の痛み

手術が終わったあと、麻酔が切れてくると多少の痛みや違和感を覚える方が多いです。これは、歯ぐきを切開したり、顎の骨に穴をあけたりする外科処置を行ったことによる自然な反応であり、多くの場合は特別な心配をする必要はありません。

痛みの程度には個人差がありますが、処方される痛み止めで十分にコントロールできるケースがほとんどです。手術後数日は、腫れや内出血が出る可能性もありますが、これも体の回復反応のひとつです。冷やすことで腫れを抑え、安静に過ごすことで回復が促されます。

一般的には術後1週間ほどで症状が落ち着くため、焦らずに経過を見ることが大切です。強い痛みや腫れが長く続く場合は、感染やほかのトラブルが起きている可能性もあるため、早めに歯科医院で相談しましょう。

しばらく経過してからの痛み

インプラント治療を受けてしばらく経ってから痛みが出る場合には、その原因を正しく把握することが大切です。

インプラント周囲炎になっている

まず考えられるのは、インプラント周囲炎という炎症です。これはインプラントを支える歯茎や骨に細菌が感染して起こるもので、天然歯でいう歯周病に似た状態です。歯茎の腫れや出血、違和感、さらにはインプラントがぐらつくといった症状が見られることがあります。

放置すると、インプラントの周囲に炎症が広がり、最悪の場合はインプラント自体が抜け落ちることもあります。そのため、インプラント周囲炎の症状があるときはできるだけ早く歯科医院を受診し、必要な検査と処置を受けることが大切です。

噛み合わせが悪い

被せ物(上部構造)が合っていない、噛み合わせにズレがあるといったケースでも痛みの原因になります。特に、治療後に食べ物が噛みにくくなったと感じる場合は、噛み合わせの調整が必要な合図かもしれません。

インプラント治療後に痛みがあるときの対処方法

インプラント治療後に痛みが出て患部を冷やすイメージ

インプラント治療後に痛みがあるときは、落ち着いて適切に対応することが大切です。ここでは、インプラント治療後に痛みがあるときの対処方法について解説します。

歯科医院で処方された鎮痛剤を服用する

治療後に処方される鎮痛剤は、術後の痛みをやわらげるために使用されます。決められた用法・用量を守って服用することで、痛みをコントロールしやすくなります。

痛みが強い場合でも、自己判断で量を増やしたり市販薬を併用したりするのではなく、必ず歯科医師の指示に従いましょう。また、鎮痛剤の効果が弱い・効かないと感じる場合は、無理に我慢せず、すぐに歯科医師に連絡して相談するようにしてください。

患部を冷やす

インプラント手術後に腫れや熱っぽさを感じる場合は、患部を適度に冷やすことで症状の軽減が期待できます。冷却には、炎症の広がりを抑え、痛みをやわらげる働きがあります。特に手術当日から翌日にかけては腫れが出やすいため、早めに対応することが大切です。

冷やす際は、保冷剤や氷を直接肌に当てるのではなく、必ずタオルや布で包んでから使用します。直接当てると皮膚を傷める可能性があるため注意が必要です。また、長時間続けて冷やすのではなく、15分ほど冷やしたらしばらく休む、といったように間隔をあけて行いましょう。

やわらかい食事にする

インプラント手術後は、顎の骨に人工歯根を埋め込んでいるため、強い力がかかると痛みが出る可能性があります。そのため、やわらかい食事を心がけることが大切です。

おかゆやスープ、煮込みうどん、温野菜、ヨーグルト、バナナ、ゼリーなど、咀嚼の負担が少ない食品を選びましょう。硬い食べ物を避けることで、インプラント周囲の組織に余計な刺激が加わらず、痛みの悪化を防げます。

また、食事中はインプラントを埋入した側の反対側で噛むよう意識しましょう。食事は栄養補給のために欠かせないものなので、痛みを我慢して無理に硬いものを食べるのではなく、負担の少ない食事を選ぶことが回復を早めるポイントです。

口腔内を清潔な状態に保つ

インプラント手術後は、傷口に細菌が入り込みやすい状態になっているため、口腔内を常に清潔に保つことが非常に重要です。汚れがたまると炎症が悪化し、痛みや腫れが長引く原因にもなります。

歯みがきは、やわらかい歯ブラシを使い、傷口に触れないよう注意しながら丁寧に行いましょう。また、手術直後は歯ブラシの使用を控えるべきタイミングもあるため、歯科医院で指示された方法に従ってケアを行うことが大切です。

必要に応じて処方されたうがい薬を使用することで、感染のリスクを軽減できます。

痛みが続くときは歯科医院で相談する

数日たっても痛みが引かない、あるいは日に日に強くなる場合は、何らかの異常が起きている可能性があります。特にインプラントの周囲が腫れていたり、噛んだときに違和感があったりするときは、自己判断せずにできるだけ早く歯科医院で診てもらうことが大切です。

違和感を我慢して放置していると、傷の治りが悪くなったり、インプラントの安定に支障をきたしたりすることがあります。少しでも不安なことがあれば、遠慮せずに歯科医師に相談しましょう。

まとめ

インプラント治療をして快適に食事をする女性

インプラント治療に対して「痛いのではないか」と不安を感じる方は少なくありません。実際の治療中は麻酔を使用するため大きな痛みを感じることは少ないですが、術後には腫れや鈍い痛みが現れることがあります。

こうした痛みは通常1週間ほどでおさまりますが、必要に応じて歯科医院で処方された鎮痛剤を服用したり、患部を冷やしたりすることで対処が可能です。

痛みが長引いたり強くなったりする場合は、感染やインプラント周囲炎などのトラブルが疑われるため、早めに歯科医院を受診しましょう。

インプラント治療を検討されている方は、尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、QOL向上に役立てるよう、5年後、10年後も快適な生活をしていただくための治療を提供しています。患者様の思いに寄り添い、最良の歯科治療を提供するために絶え間なく研鑽を続け、一生安心して通い続けられる歯科医院を目指しています。

当院の診療案内ページはこちら、お電話でご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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