歯を失う原因は?注意すべき習慣と予防する方法も
こんにちは。尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」です。

私たちが当たり前のように使っている歯は、一度失うと二度と元の状態には戻りません。80歳になっても20本以上の歯を保とうという8020運動が全国的に広まったことで、歯を健康に保つ意識は高まりつつあります。
しかし、実際には年齢を重ねるごとに歯を失う人は少なくありません。
今回は、歯を失う主な原因と注意すべき生活習慣、そして歯を失わないための具体的な予防法について解説します。ご自身の歯を守るために、日常からできることを見直してみましょう。
歯を失う主な原因

日本人が歯を失う主な原因は、歯周病、虫歯、外傷などが挙げられます。これらの問題は年齢を問わず誰にでも起こる可能性がありますが、原因を正しく理解することが、今後の歯の健康を守る第一歩になるでしょう。
歯周病
歯周病は、歯を支えている歯ぐきや骨などの組織が炎症を起こし、最終的には歯が抜け落ちることもある病気です。非常に身近な病気でありながら、初期の段階では自覚症状が少ないのが特徴です。
歯ぐきの腫れや出血、口臭などが見られても放置していると、やがて歯を支える骨が溶け始め、歯がグラグラするようになっていきます。
歯周病の原因は歯垢(プラーク)に含まれる細菌であり、これらが歯と歯ぐきの境目にたまることで炎症が進行します。喫煙や糖尿病、ストレス、口呼吸なども歯周病のリスクを高める要因とされています。
虫歯
虫歯は、ミュータンス菌などの細菌が糖をエサに産生した酸によって、歯が溶かされていく病気です。進行するとやがて歯の神経にまで達し、さらに悪化すると歯が抜け落ちたり、抜歯をするしか選択肢がなくなったりする可能性もあります。
外傷
スポーツや転倒、交通事故などによるケガは、歯を失う原因のひとつです。とくに、前歯は外部からの衝撃を受けやすく、外傷によって欠けたり抜け落ちたりすることも少なくありません。
歯を失うリスクが高まる習慣

毎日の何気ない習慣が、知らず知らずのうちに歯に負担をかけていることがあります。ここでは、歯を失うリスクが高まる習慣を具体的に見ていきましょう。
喫煙
喫煙は、歯や歯ぐきに大きなダメージを与える習慣のひとつです。たばこに含まれる有害物質は、歯ぐきの血流を悪化させ、歯周病のリスクを大幅に高める可能性があるのです。
歯ぐきの炎症が進行すると歯を支える骨が破壊され、最終的には歯の脱落へとつながる恐れがあります。
また、喫煙者は歯ぐきの異常に気づきにくく、歯周病が発見されたときにはすでに症状が進行していることも少なくありません。加えて、喫煙は免疫機能や治癒能力を低下させることがあり、歯周病治療の効果が出にくくなる傾向があります。
不規則な食生活
甘いものを頻繁に食べたり、食事の回数が多かったりすると、口の中が酸性の状態が長く続くようになります。これにより歯のエナメル質が溶けやすくなり、虫歯の原因になる可能性があります。
また、食事の時間が不規則だと唾液の分泌リズムが乱れ、口腔内の自浄作用が弱まります。唾液は、口の中を中性に保つ重要な役割を担っているため、規則正しい食生活が歯の健康維持につながります。
不十分な歯磨き
毎日の歯磨きが十分にできていないと、口の中にプラーク(歯垢)がたまりやす口なります。これが続くと、虫歯や歯周病につながる恐れがあります。
特に、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目は汚れが残りやすく、軽く磨いただけでは落としきれません。また、磨く時間が短い、力を入れすぎている、毛先が広がった歯ブラシを使っているといった場合も、効果的な清掃を妨げます。
歯ぎしりや食いしばり
無意識のうちに行われる歯ぎしりや食いしばりは、歯に大きな負担をかけることがあります。特に、就寝中に起こる歯ぎしりは力の加減ができないため、歯の表面がすり減ったり、ヒビが入ったりする原因にもなります。
また、強い力が継続的にかかることで、歯を支える骨や歯ぐきにも悪影響を与え、歯周病の進行を早めることもあります。
さらに、あごの関節に負担がかかると、顎関節症や頭痛、肩こりといった全身の不調を引き起こすケースもあります。
定期検診を受けない
歯科医院での定期的なチェックを受けていない人は、虫歯や歯周病などのトラブルに気づくのが遅くなり、結果として歯を失うリスクが高くなります。虫歯や歯周病などの口腔トラブルは、初期段階では自覚症状が出ないことも少なくありません。
痛みや腫れが出てからでは、すでに進行しているケースもあるのです。
定期検診では、歯や歯ぐきの状態だけでなく、噛み合わせや磨き残しの箇所、詰め物の劣化などもチェックされます。異常が見つかった場合は早期に治療が行われ、重症化を防ぐことができます。
また、歯石の除去やクリーニングによって口腔内を清潔に保つことも、歯の喪失を防ぐ上で非常に重要です。忙しいからと受診を後回しにするのではなく、3〜6か月ごとなど自分に合ったペースで検診を受けるようにしましょう。
歯を失うのを防ぐためには

歯を失うのを防ぐためには、毎日のケアと生活習慣の見直しが欠かせません。
正しいブラッシング習慣を身につける
歯を失わないようにするには、まず正しい歯磨きの方法を身につけることが大切です。自分ではしっかり磨いているつもりでも、実際には十分に汚れが落ちていないこともあります。
歯ブラシの持ち方や動かし方を見直し、丁寧に1本ずつ磨く意識を持つことが重要です。
また、歯と歯の間や歯ぐきとの境目には汚れがたまりやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシも取り入れましょう。歯科医院でブラッシング指導を受け、自分に合った磨き方を知ることも予防には欠かせません。
食生活の見直し
食べるものの内容や食べ方も、歯の健康に密接に関係しています。砂糖の多い食べ物や飲み物は、虫歯のリスクを高めるため注意が必要です。また、だらだら食べる習慣があると口の中が長時間酸性になり、歯にダメージを与える原因になります。
一方で、カルシウムやビタミンD、マグネシウムといったミネラルを多く含む食品を積極的に摂ることは、歯や骨の健康を保つうえで非常に有効です。野菜や海藻、魚介類、乳製品などを日々の食事に取り入れ、バランスの良い食生活を心がけましょう。
禁煙
タバコは歯ぐきの血流を悪化させ、歯周病のリスクを大きく高めます。喫煙者は歯ぐきの腫れや出血といった初期症状が現れにくく、気づいたときには症状が進行していることが少なくありません。
全身の健康維持にもつながるので、可能な限り禁煙を目指してみてください。
歯ぎしり・食いしばりの対策
無意識に行われる歯ぎしりや食いしばりは、歯に大きな負担をかけます。これらの習慣を放置すると、歯の寿命を縮めることにもつながるため、早めに対策するようにしましょう。
効果的な対策のひとつが、ナイトガードと呼ばれる専用のマウスピースを就寝中に使用する方法です。また、日中のストレスを軽減するためのリラクゼーションやストレッチも有効です。
必要に応じて歯科医院で相談し、自分に合った対処法を見つけましょう。
定期検診を受ける
歯を失わずに長く健康な状態を保つためには、歯科医院での定期検診を受けることが非常に重要です。
実際に歯が痛くなったり歯ぐきが腫れたりするまで、虫歯や歯周病であることに気づかない方は多く、知らない間に病気が進行しているケースも少なくありません。定期検診では、虫歯や歯周病の有無をチェックできるだけでなく、プラークや歯石の除去などのケアも受けることができます。
また、口腔内全体の状態を定期的に観察することで、将来的なリスクの予測や早期対応につながります。3か月から半年に1回の受診を習慣にすることで、歯の健康を長く保てるようになるでしょう。
まとめ

歯が抜ける主な原因は、歯周病や虫歯、外傷などが挙げられます。また、喫煙や不十分な歯磨き、定期検診を受けないことも、歯を失うリスクを高める要因となります。
正しいブラッシングや食生活の見直し、歯ぎしり対策、そして定期的な歯科受診は、歯を健康に保つために欠かせません。
歯を長く維持したい方は、尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、尼崎エリアで長く診療を続けており、地域住民の口腔内の健康を継続的に支えてまいりました。治療だけでなく予防やメンテナンスにも力をいれ、ご家族で長く通える地域密着型の歯科医院になれるよう努めています。
当院のホームページはこちら、お電話でご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

■この記事の監修者
鈴木 勉
経歴
- 1991年 朝日大学歯学部卒業
- 1993年 大阪歯科大学補綴学講座 入局
- 1999年 すずき歯科クリニック 開業
修了研修・学会等
- 日本口腔インプラント学会 会員
- 日本顎咬合学会 会員
- 日本顎咬合学会 認定医
- 日本審美歯科協会 会員
- 日本包括歯科臨床学会 会員
- アメリカ歯周病学会 会員
- スタディグループ ケアクラブ 所属

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