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歯のコラム

矯正治療中に滑舌が悪くなる?その原因と対策!


こんにちは。尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」です。

マウスピースを手に持ったワイヤー矯正を装着した人

矯正治療を検討していて「治療中に滑舌が悪くなるのではないか」「滑舌が悪くなったらどう対応すればいいのか」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。実際に、矯正中は装置の影響で滑舌が悪くなったと感じる方もいます。

しかし、適切に対処していけば、滑舌への影響を最小限に抑えることが可能です。

今回は、矯正治療中に滑舌が悪くなる原因や、滑舌が悪くなった時の対処法について解説していきます。ぜひ参考にしてください。

矯正治療中に滑舌が悪くなる原因

ジグソーパズルに隠された原因の文字を虫眼鏡で見るイメージ

矯正治療中に滑舌が悪くなるのには、いくつかの理由があります。ここでは、主な原因を詳しく見ていきましょう。

装置の装着による物理的な影響

矯正治療における滑舌の変化には、装置そのものが直接発音に影響を与えている場合があります。とくに、舌の動きは発音に大きく関わっており、上顎に近い部分に装着された装置が、発音に影響を及ぼすケースが多く見られます。歯の裏側に装置を装着する裏側矯正の場合には、影響が大きくなる可能性があります。

実際に装置を装着し始めて間もない時期は、違和感もあり発音しづらいと感じることもあるでしょう。

発音に関わる口の動きの制限

発音は、舌だけではなく、唇や顎の動きも大きく関係しています。しかし、矯正中は口の中に装置が固定されている状態のため、細かな動きがしづらくなります。口の開き方が制限されたり、顎に力が入りにくくなったりすることで、声がこもったように聞こえたり、発音がはっきりしなくなったりするのです。

感覚が変わるのは慣れるまでの一時的なものですが、初めての方にとっては戸惑うこともあるでしょう。

舌の位置や動きの変化

矯正装置が口の中に入ると、舌が歯に当たる位置や動かせる範囲が変わります。特に、舌を上あごに当てて発音するサ行やタ行などは、微妙な舌の動きが必要なため、装置による違和感が影響しやすくなります。

また、歯の位置が変わることで、舌が自然に落ち着く場所も変化しやすくなります。その結果、無意識のうちに舌の使い方が不安定になり、正しい発音が難しくなることがあるのです。

歯並びや噛み合わせの変化

矯正治療中は、日々少しずつ歯が動いていきます。この動きにより、舌や唇が接触する位置が変化し、発音にも影響が出ることがあります。とくに、前歯の隙間が広がった時期や、噛み合わせが途中段階で不安定なときには、一時的に音が出しづらくなることがあります。

舌の動きや空気の通り道が変わることで、特定の音がこもったり、うまく発音できなかったりする方も少なくありません。

唇や頬の筋肉の緊張

ワイヤー矯正の場合、装置が常に唇や頬の内側に当たっている状態が続くため、筋肉が無意識に緊張しやすくなります。これにより、口元が硬くなり、滑舌に影響を与えることがあります。

特に、発音の際に必要な口の開閉や筋肉の動きが制限されるため、スムーズな発音が難しくなることがあります。こうした変化は装置に慣れてくるにつれて改善されるものの、初期は違和感を覚える人が多いようです。

矯正治療中に滑舌が悪くなったときの対処法

矯正治療中に滑舌が悪くなって歯科医に相談する女性

矯正中に滑舌が悪くなるのは、ある程度は仕方ないかもしれません。しかし、適切に対処することで滑舌を改善できる可能性があります。

ここでは、矯正治療中に滑舌が悪くなったときの対処法について解説していきます。

発音練習を取り入れる

矯正装置によって舌の動きが制限されたり、口腔内の感覚が変わったりすると、発音がうまくできなくなることがあります。こうした変化に慣れるためには、日常の中で意識的に発音練習を取り入れることが効果的です。

特に、サ行やタ行など、舌が歯や上あごに触れる音は発音しにくくなる傾向があるため、ゆっくりと丁寧に発音する練習が有効です。

初めは難しく感じても、毎日繰り返すことで少しずつスムーズに話せるようになります。また、早口言葉や文章の音読を習慣にするのも良いトレーニングになります。自分の声を録音して聞き返せば、客観的に確認できるため改善点もわかりやすくなるでしょう。

舌の位置を意識する

発音の基本は、舌の使い方にあります。歯の裏側や上あごに装置があると、舌の動きが制限されるため、正しい舌の位置を意識することが重要です。

たとえば、サ行やタ行の発音では、舌先を上の歯の裏側に軽く当てる位置が理想とされます。鏡を見ながら発音練習をすると、自分の舌の動きを確認でき、改善につながりやすくなります。

唇や頬のストレッチを行う

滑舌の悪化は、舌だけでなく唇や頬の筋肉の動きが制限されることも関係しています。特に、マウスピース矯正中は装置の影響で口の周囲が緊張しやすくなるため、意識的にストレッチを取り入れることが効果的です。

ストレッチの方法としては、まず口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」とはっきり発声しながら動かす練習や、口角を左右に引っ張るように動かす体操が有効です。

こうしたストレッチを毎日数分続けることで、口周りの筋肉が柔軟に動くようになり、結果として滑舌が改善されやすくなります。簡単な運動でも継続することで、話しやすさに違いが出てくるでしょう。

装置に慣れる時間をつくる

矯正装置をつけた直後は話しにくく感じることが多くありますが、時間が経てば自然と舌や唇が装置の存在に慣れていきます。無理に言葉をはっきり話そうとせず、まずは口の中の感覚に順応することも大切でしょう。

焦って話そうとすると、うまく発音しようとするあまりかえって違和感が強まる可能性もあります。数日から数週間かけて、ゆっくりと適応していくよう心がけてみてください。

食事内容を工夫する

矯正治療中は、装置によって口の中に痛みや違和感が生じやすく、食事のたびに不自由さを感じることもあります。硬いものや粘着性のある食べ物は避け、やわらかくて噛みやすい食材を選びましょう。たとえば、煮物やスープ、やわらかく炊いたご飯などが食べやすいです。

また、装置に食べ物が絡まりやすいこともあるため、食後は早めに口の中を清潔に保ちましょう。

さらに、滑舌の改善という点から見ると、食事中にゆっくり噛むことが舌や口の筋肉を使う運動になります。無理なくできる範囲で、しっかり噛んで食べる習慣を意識することも、発音のサポートにつながります。

歯科医師に相談する

どうしても発音のしづらさが解消されない場合や、日常生活に支障が出るほど滑舌が悪いと感じるときには、自己判断せず歯科医師に相談することが大切です。装置の位置や形状を微調整することで、発音がしやすくなるケースもあります。

また、舌の癖や口周りの筋肉の使い方に原因がある場合は、専門的なトレーニングを提案されることもあります。気になる点があれば、我慢せず早めに相談することが、快適に矯正治療を継続するために欠かせません。

まとめ

矯正で整った歯並びになった笑顔の女性

矯正治療中に滑舌が悪くなるのは、装置の影響や歯の動きによる一時的な変化が関係しています。発音のしづらさを感じる場面もあるでしょう。

しかし、正しい対処を知っていれば、滑舌の改善は十分に目指せます。発音練習や舌の位置の意識、口周りの筋肉をほぐすことで、少しずつ話しやすさを取り戻せます。

また、無理に完璧を求めすぎず、装置に慣れるまでの時間を大切にすることも重要です。必要に応じて歯科医師に相談しながら、自分に合った方法を見つけていきましょう。

矯正治療は見た目だけでなく、噛み合わせや発音にも関わる大切な取り組みです。前向きな気持ちで続けていくことが、より良い結果へとつながります。

矯正治療を検討されている方は、尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、尼崎エリアで長く診療を続けており、地域住民の口腔内の健康を継続的に支えてまいりました。治療だけでなく予防やメンテナンスにも力をいれ、ご家族で長く通える地域密着型の歯科医院になれるよう努めています。

当院のホームページはこちら、お電話でご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

鈴木 勉

■この記事の監修者

鈴木 勉

経歴
  • 1991年 朝日大学歯学部卒業
  • 1993年 大阪歯科大学補綴学講座 入局
  • 1999年 すずき歯科クリニック 開業
修了研修・学会等
  • 日本口腔インプラント学会 会員
  • 日本顎咬合学会 会員
  • 日本顎咬合学会 認定医
  • 日本審美歯科協会 会員
  • 日本包括歯科臨床学会 会員
  • アメリカ歯周病学会 会員
  • スタディグループ ケアクラブ 所属

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