インプラントで全部の歯を治療する方法や費用!メリット・デメリットも
こんにちは。尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」です。

インプラントは、1本から複数本まで幅広い歯の欠損に対応できる治療法として知られています。なかでも、全部の歯をインプラントで治療したいと考える方も少なくありません。
しかし、インプラント治療には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。さらに、治療にかかる費用も高額になりやすいため、事前にきちんと理解しておくことが大切です。
この記事では、インプラントで全部の歯を治療する方法や費用、メリット・デメリットについて詳しく解説します。治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
インプラントとは

インプラントとは、失った歯を補うために行う歯科治療の一つで、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付けることで機能と見た目を回復する方法です。顎の骨にチタンやジルコニアといった生体親和性に優れた素材で作られている人工歯根を埋め込むことで、天然歯のような安定性と噛み心地を実現します。
インプラント治療は、1本の歯から全ての歯を失った場合まで、幅広く対応することができるのが特徴です。見た目が自然で、噛む力をしっかり取り戻せるという点から、近年では非常に人気のある治療法となっています。
ただし、インプラント治療には外科手術が必要とされるため、対応できるかどうかは患者さまの健康状態や口腔内の状態によって異なります。また、治療後のメンテナンスも非常に重要で、適切にケアを行うことで長期的に使用できるようになります。
インプラントで全部の歯を治療する方法

インプラントで全部の歯を治療する方法には、主に以下の3つがあります。
1本ずつインプラントを入れる
すべての歯を1本ずつインプラントで補う治療方法です。歯の1本1本を、それぞれ独立した歯として治療します。そのため周囲の歯へ負担がかからず、より自然な噛み心地を得やすいです。しかし、すべての歯を1本ずつ埋め込む必要があるため、治療が長期化するうえ、費用も高額になりやすいです。
オールオン4・オールオン6
オールオン4やオールオン6は、片顎に4本または6本のインプラントを埋入して、連結した人工歯を固定する方法です。1本ずつ全ての歯を補うよりも少ない本数のインプラントで全ての歯を補えるのが大きな特長で、埋入本数が少ないため手術の負担が少なく、身体の負担も軽減できます。
また、埋入部位やインプラントの角度を工夫すれば顎の骨が少ない方でも治療が可能なケースもあり、骨造成といった追加の処置を避けられることもあります。ただし、少ない本数で全ての人工歯を支えるため、過度な負荷がかかるとインプラントの脱落や破損につながるリスクもあり、長期的な管理が重要です。
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーは、2〜6本程度のインプラントを顎に埋め込んで土台にし、その上に入れ歯を固定する治療法です。従来の総入れ歯に比べてずれにくく、噛む力も向上します。ただし、入れ歯のため、装着感や噛み心地は他の治療法に劣る場合があります。
インプラントで全部の歯を治療する場合の費用

インプラントで全部の歯を治療する場合の費用は、治療の方法や選ぶ素材などによって大きく変わります。ここでは、それぞれの費用について解説します。
1本ずつインプラントを入れる場合の費用相場
上下すべての歯をインプラントで治療する場合、使用するインプラント体の数や治療の進め方によって費用に大きな差が出ます。一般的には1本あたり30万円〜50万円程度が相場で、片顎に8本、上下で16本のインプラント体を埋入した場合、全体で500万円〜800万円ほどになることもあります。
オールオン4・オールオン6の費用相場
オールオン4の費用相場は、片顎あたり150万〜300万円程度です。上下両方を治療する場合は、300万〜600万円前後が目安となります。オールオン6の費用相場は、片顎あたり200万〜350万円程度で、上下両方の場合は400万〜700万円前後が目安となります。
費用には、インプラント本体、手術、仮歯、最終の人工歯が含まれるのが一般的です。ただし、インプラント治療が初めての方や、顎の骨の状態によっては前処置が必要になることがあるため、カウンセリングで確認しましょう。
インプラントオーバーデンチャーの費用相場
インプラントオーバーデンチャーは、他の治療法より費用はやや安くなる傾向があります。相場は、片顎で60万円〜150万円程度が目安です。
インプラント治療で全部の歯を治療するメリット

インプラント治療で全部の歯を治療するメリットは、主に以下の3つです。
噛む力や発音機能が回復する
インプラントは顎の骨としっかり結合するため、天然歯と同じように力をかけて噛むことができます。これにより、硬いものでもしっかり噛むことができるようになり、食事の幅が広がります。
また、噛む力が回復することで、脳への血流が促され、認知機能の維持にもつながるとされています。さらに、発音がしやすくなるという点も大きな利点です。入れ歯の場合は発音が不明瞭になることに悩む方も少なくありませんが、インプラントではそのような影響が少なく自然に会話できるでしょう。
見た目が自然で審美性が高い
インプラント治療で使用される人工歯は高品質な材料から作られているため、非常に自然な見た目を実現できます。これにより、入れ歯では得られない美しく自然な口元が再現され、自信を持って笑顔を見せられるようになったと感じる方も多いです。
長期的に安定しやすい
インプラントはチタン製の人工歯根を顎の骨と結合させるため、顎の骨にしっかりと固定され、長期間にわたり安定した噛み合わせを維持できます。入れ歯の場合、装着しているうちに合わなくなってきたり、外れやすくなったりすることがありますが、インプラントはほとんどありません。
適切なメンテナンスを行えば10年以上使用できるとされており、長期的に安定させられる治療法と言えるでしょう。
インプラント治療で全部の歯を治療するデメリット

インプラントによる治療には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。ここでは、インプラント治療で全部の歯を治療するデメリットについて詳しく解説します。
身体的な負担が大きくなりやすい
インプラント治療は外科手術を伴うため、身体的な負担が大きくなります。特に、埋入する人工歯根の本数が多い場合は手術の時間がかかり、術後の腫れや痛みが長引くこともあります。
また、インプラントを埋め込むだけの骨量が不足していたり、骨吸収が進んでいたりすると、治療が難しい場合があります。骨造成などの骨を補う処置が必要になるなど、負担がさらに増加する可能性も考えられます。
治療期間が長くなりやすい
手術後、インプラントと骨が結合するには数ヶ月かかります。すべての歯をインプラントで治療する場合、歯科医師の指示に従って長期的に通院しなければならない可能性もあります。
治療完了までに6〜12ヶ月以上かかることもあるので、忙しい方には負担に感じられるかもしれません。
治療費が高額
全部の歯をインプラントで治療すると、費用が非常に高額になる傾向にあります。インプラント1本あたりの相場は30万〜50万円程度ですが、上下合わせて12本〜24本の歯を補う場合、総額で数百万円に達することも珍しくありません。
まとめ

インプラントで全部の歯を治療する方法には、主に3つの選択肢があります。それぞれの方法に特徴があり、患者さま一人ひとりの状態に応じて適切な方法が提案されます。
インプラントは高額になりやすく、身体的・時間的な負担も大きいですが、その分、見た目や機能性に優れた結果を得られる治療方法です。歯をすべて失った方にとって、インプラント治療は人生を大きく変える可能性のある選択肢の一つといえるでしょう。
全部の歯のインプラント治療を検討されている方は、尼崎市長洲西通、JR「尼崎駅」南口より徒歩1分にある歯医者「すずき歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、尼崎エリアで長く診療を続けており、地域住民の口腔内の健康を継続的に支えてまいりました。治療だけでなく予防やメンテナンスにも力をいれ、ご家族で長く通える地域密着型の歯科医院になれるよう努めています。
当院のホームページはこちら、お電話でご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

■この記事の監修者
鈴木 勉
経歴
- 1991年 朝日大学歯学部卒業
- 1993年 大阪歯科大学補綴学講座 入局
- 1999年 すずき歯科クリニック 開業
修了研修・学会等
- 日本口腔インプラント学会 会員
- 日本顎咬合学会 会員
- 日本顎咬合学会 認定医
- 日本審美歯科協会 会員
- 日本包括歯科臨床学会 会員
- アメリカ歯周病学会 会員
- スタディグループ ケアクラブ 所属

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